アメリカのebayで見つけたバイクを日本に輸入する方法と掛かる費用は?

ebayを見ていたら日本の相場よりかなり安く欲しい車両がある!なんて事ありますよね。
今回はebayオークションでの車両の輸入や掛かる費用など、これから個人輸入を考えている人におススメな情報とメリットやデメリットについてお話したいと思います。

そもそもebayって何?日本からでも買えるの?

ebayをウィキペディアで調べると

“アメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼに本社を置くアメリカ合衆国のグローバルEC企業で、世界中で1.6億人、Sellerは2,500万人とインターネットオークションでは世界最多の利用者を持つ。”

と書かれており、現在世界最大のインターネットオークションであるという事がわかります。商品ジャンルは多種多様で、日本では知ってはいるけど、あまり馴染みが無いオークションサイトですね。

このebayオークションなんですが、自動車やバイクのジャンルでいうと部品や小物系は日本で見つからない部品が出ていたり、価格も安い事から、よく個人輸入されているのですが、車体や大型商品はあまり個人輸入されている人がいません。

その大きな理由は輸送にあります。

部品や小物類は基本的にEMSなどで世界中に簡単に送ることができますが、車体になるとそうはいかないからです。

ですので、弊社でもよくebayで落札された日本の方から輸送、輸出入の手続きをお願いされる場合があります。今回はより具体的にどのようにアメリカから日本に車両や大型部品を輸送しご自宅まで到着するかを開設していきます。

1.まずは欲しい車両を見つける

まずは自分が欲しいと思う車両を探します↓↓

ebay motorcycle>>>>

メーカーや年式から絞り込むことができるので、いくつか候補を探していきましょう。

2.セーラー(出品者)に質問、連絡する

出品者に気になる所を質問していきましょう。

ここで大切なことは車両の実働状態を証明する為に、必ず動画を請求する事。
グッドランニングコンディションやグレートランニングなど書いてある事が多いですが、そのまま信用してはいけません。しっかり始動動画を貰っておくことで、異音や白煙など実際のコンディションを確認することが出来ます。

3.車両のタイトルを確認する

タイトル(ピンクスリップともいう)とは日本でいう所の車検証に近いもので、厳密にいうと車両の所有権を証明する書類になります。日本へ輸出する際には必ず100%必要になりますので、有無を確認しましょう。またタイトルに記載されている、メーカー、VINナンバー(車体番号)、製造年月日も必ず車両とマッチングしているかも確認しましょう。車体番号とタイトルが一致していない場合も輸出出来ない可能性が高まります。

4.問題無ければ落札、送金

上記の確認事項をしっかりと確認し、問題が無ければ落札!と簡単にやってしまってはいけません。

落札前に出品者に送金方法と出品者の個人情報など確認しておきましょう。今はかなり少ないですが、以前はebayでバイクを落札してお金を振り込んだけど、音信不通になった。。なんて事もよくありましたので、送金方法は十分に気を付けましょう。PayPalなどの送金方法であれば送金に保険を掛ける事もできますので、出来るだけリスクを避けた送金を選びましょう。

5.米国内の運送会社を見つける

車両は基本的に落札者が引取手配します。
バイクの出品地域から日本までのシッパー業者の倉庫まで送る手配まですべてご自身で行って頂く必要があります。
この米国内輸送が思ったより難しく、費用も業者によってかなり差があります。

安易に安い運賃の業者に依頼すると、時間が掛かったり、車両に傷が付いたり、最悪車両が届かず消えてしまったり・・・という事も大いにありますので、慎重に行ってください。
また日本までのシッパーの段取りをせずに闇雲に落札してから探すこともやめましょう。
またタイトルなどの書類は先にシッピング会社に送ってもらいましょう。

6.シッピング会社にて輸出手続き~輸入

車両がシッピング会社に到着したらシッピング会社にインボイスを提出します。インボイスには年式と車名、車体番号、金額を記入して作成します。シッピング会社によっては、木で梱包しないとけない場合があります。
基本的にアメリカのバイクは西海岸から船で出港されますので、日本まで輸送に3週間~1ヵ月程度掛かります。

7.日本に到着したら通関手続き~終わり

日本へコンテナが到着したら通関手続きを行います。ほとんどシッピング会社が手続きしてくれるのですが、自分でやる場合は税関の窓口へ相談にいきましょう。 ここで初めて【通関証明書】が発行されます。この通関証明書が無いと日本で車両を登録する事ができないので、必ず事前に間違いが無いか確認しましょう。

輸入のまとめ&費用について

以上が簡単なebay落札から日本到着までの流れとなります。個人輸入でやる場合は根気とリスクがとても高いのであまりおススメしませんが、充分気を付けて行ってください。 また、落札から日本到着までの費用は、個人輸入の場合だと車体金額と車体の地方消費税を抜いても30万~40万円程度の予算を見ておいた方が良いです。

Barnfind輸入サービスはコチラ>>>>>